「面接では何を見られているの?」
「面接で落ちる人には共通点がある?」
「採用担当はどこで合否を判断しているの?」
転職活動や就職活動をしていると、このような疑問を持つ方も多いでしょう。
私は中途採用・新卒採用の面接を担当し、多くの応募者とお会いしてきました。
その経験からお伝えすると、
面接の合否は、面接官の好みだけで決まるものではありません。
評価される人には共通点があり、反対に不採用になりやすい人にも共通点があります。
また、45〜60分ほどの面接を行っていましたが、最初の15分ほどで「この方は採用したい」「少し難しいかもしれない」という印象が固まることも少なくありませんでした。
もちろん最後まで話を聞きますが、その後の内容で印象が大きく変わるケースはそれほど多くありません。
この記事では、採用担当として実際に感じた「面接で落ちやすい人の特徴」と「評価される人の特徴」を紹介します。
面接で落ちる人の特徴① 挨拶ができない
面接は部屋に入る前から始まっています。
- 「失礼します」
- 「本日はよろしくお願いいたします」
このような基本的な挨拶が自然にできるかどうかは、社会人としての基本を見るポイントです。
難しいことではありません。
だからこそ、できないと目立ってしまいます。
面接で落ちる人の特徴② 清潔感がない
清潔感は、面接で最も重要な第一印象の一つです。
例えば、
- スーツにシワがある
- 髪が乱れている
- 靴が汚れている
- ひげが伸びている
このような状態では、
「仕事でも細かいところを気にしないのかな」
という印象につながることがあります。
見た目だけで合否は決まりませんが、第一印象は非常に重要です。
面接で落ちる人の特徴③ 声が小さい
面接では、話の内容だけでなく伝え方も見ています。
質問に対して
「えっと……」
「はい……」
と小さな声で話すと、自信がないように見えてしまいます。
大きな声を出す必要はありません。
相手に聞こえる声ではっきり話すことが大切です。
面接で落ちる人の特徴④ 結論から話せない
中途採用では特に重視していました。
質問をしても、
前置きが長く、
何を伝えたいのか分からない人がいます。
例えば、
「自己紹介をお願いします。」
と聞かれているのに、
学生時代から長く話し始めるケースです。
おすすめは
結論→理由→具体例
の順番です。
この話し方だけでも、面接官は非常に聞きやすくなります。
面接で落ちる人の特徴⑤ 話に一貫性がない
履歴書では
「人事に興味があります」
と書いているのに、
面接では
「営業も事務もどちらでもいいです。」
と言われると、
「本当に志望しているのかな?」
と思ってしまいます。
履歴書・志望動機・面接で話す内容に一貫性を持たせましょう。
面接で落ちる人の特徴⑥ 遅刻する
遅刻は印象を大きく下げます。
もちろん、
電車の遅延などやむを得ない事情もあります。
その場合は、
事前に連絡を入れるだけでも印象は変わります。
何も連絡せず遅刻することは避けましょう。
面接で落ちる人の特徴⑦ 準備不足
新卒採用では特に多く感じました。
質問をしても、
毎回考え込んでしまい、
回答までかなり時間がかかる人です。
面接は暗記する場ではありません。
しかし、
自己紹介
志望動機
自己PR
転職理由
など基本的な質問は準備しておくべきです。
面接で落ちる人の特徴⑧ 福利厚生ばかり質問する
実際に印象に残っている応募者がいました。
仕事内容よりも、
- 年間休日
- 有給
- 残業
- 福利厚生
ばかり質問していました。
もちろん福利厚生を確認することは悪いことではありません。
しかし、
それだけしか興味がないように見えてしまうと、
企業への興味が伝わりません。
面接で落ちる人の特徴⑨ 志望動機がテンプレート
以前の記事でも紹介しましたが、
多くの応募者は
求人票に書かれている内容をそのまま話します。
例えば、
「成長できる環境だから」
「理念に共感しました」
だけでは、
他の応募者との差がありません。
採用担当は、
あなた自身の経験
を聞きたいのです。
面接で落ちる人の特徴⑩ 入社意欲が伝わらない
「どこの会社でもいい」
と思われる回答は印象が下がります。
そのため、
私は面接で
- なぜ弊社なのか
- 転職活動の軸
- 入社後何をしたいか
を確認していました。
この3つがつながっている人は、
入社後も長く働くイメージが持てました。
採用担当が「この人と働きたい」と思う人の特徴
では、逆に評価される人にはどのような共通点があるのでしょうか。
私が採用したいと思った方には、次のような特徴がありました。
- 素直に話ができる
- 笑顔で受け答えができる
- ハキハキ話せる
- 結論から分かりやすく伝えられる
- 自分の考えを整理して話せる
- 入社意欲が伝わる
特に印象に残っている方は、
笑顔があり、
素直で、
自分の考えを落ち着いて整理しながら話せる方でした。
流暢に話す必要はありません。
「何を伝えたいか」が分かるだけで、印象は大きく変わります。
新卒採用と中途採用で見ているポイントは違う
これは意外と知られていません。
新卒採用では、
- 人柄
- 笑顔
- 素直さ
- ハキハキ話せるか
といったポテンシャルを重視していました。
一方で、
第二新卒や中途採用では、
- 話を整理できるか
- 結論から話せるか
- これまでの経験と志望理由に一貫性があるか
をより重視していました。
企業は即戦力や早期に活躍できる人材を期待するためです。
面接前チェックリスト
面接前に、次の項目を確認してみましょう。
- □ 挨拶の練習をした
- □ 身だしなみを整えた
- □ 志望動機を自分の言葉で話せる
- □ 転職理由を整理した
- □ 自己紹介を1分程度で話せる
- □ 入社後にやりたいことを説明できる
- □ 面接会場へ10分前には到着する予定を立てた
この7つを意識するだけでも、面接での印象は大きく変わります。
まとめ
面接で落ちる人には、次のような共通点があります。
- 挨拶ができない
- 清潔感がない
- 声が小さい
- 結論から話せない
- 一貫性がない
- 遅刻する
- 準備不足
- 福利厚生ばかり気にする
- 志望動機がテンプレート
- 入社意欲が伝わらない
一方で、採用担当が「一緒に働きたい」と感じる人は、
笑顔・素直さ・話の分かりやすさ・入社意欲が自然に伝わっています。
面接は、完璧な回答を求められる場ではありません。
採用担当が知りたいのは、「この人と一緒に働く姿をイメージできるか」です。
知識や話術だけではなく、自分の経験や考えを整理し、誠実に伝えることが、面接で評価される一番のポイントだと言えるでしょう。



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