面接では、最初に
「それでは、自己紹介をお願いします。」
と言われることがよくあります。
しかし、
「自己PRとの違いが分からない。」
「どこまで話せばいいの?」
「志望動機まで話した方がいい?」
と悩む方も多いのではないでしょうか。
私も採用担当として数多くの面接を担当してきましたが、自己紹介の目的は合否を決めることではありません。
採用担当が知りたいのは、
「この人がどのような経験をしてきたのか。」
そして、
「これからの面接で何を深掘りすればよいか。」
ということです。
この記事では、採用担当が自己紹介で見ていたポイントや、評価される自己紹介の構成、NG例まで詳しく解説します。
採用担当が面接で自己紹介を聞く理由
自己紹介は、
応募者の第一印象を確認するためだけではありません。
採用担当は、
- 経歴
- 話し方
- コミュニケーション能力
- これまでの経験
- 面接で深掘りするポイント
を把握するために聞いています。
つまり、
自己紹介は面接全体の入口となる質問です。
自己紹介と自己PRの違い
ここを勘違いしている方は非常に多いです。
自己紹介は、
「これまでの経歴を簡潔に伝えること」
自己PRは、
「自分の強みを具体的なエピソードとともに伝えること」
です。
例えば、
自己紹介
営業職として3年間勤務し、その後人事として中途採用を担当してきました。
現在は採用業務をさらに専門的に経験したいと考え、転職活動をしています。
自己PR
私の強みは主体性です。
中途採用の立ち上げでは、自ら採用フローを整理し、採用人数の目標達成に向けて改善を進めました。
このように、
役割が全く異なります。
採用担当が評価する自己紹介の構成
自己紹介は、
次の順番がおすすめです。
氏名
↓
現在までの経歴
↓
現在担当している仕事
↓
転職理由(簡潔に)
↓
面接のお礼
この流れなら、
約1分で分かりやすく伝えられます。
評価される自己紹介の回答例
○○と申します。本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。
新卒で○○会社へ入社し、営業職として約3年間勤務しました。
その後、人事へ異動し、中途採用や新卒採用の業務に携わっています。
今後は採用業務をより専門的に経験したいと考え、転職活動をしております。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
この程度で十分です。
面接で評価されにくい自己紹介
自己PRを話し始める
自己紹介の段階で、
強みや実績を長く話す必要はありません。
自己PRは、
後の質問で聞かれることがほとんどです。
志望動機まで話してしまう
自己紹介の時点で、
志望動機を詳しく話す必要はありません。
採用担当としても、
後で質問する予定なので、
話が長くなるだけです。
長すぎる自己紹介
自己紹介は、
1分程度で十分です。
5分以上話してしまうと、
採用担当は質問する時間が少なくなってしまいます。
採用担当は自己紹介の後に何を聞く?
私が面接を担当していた際は、
自己紹介の後に、
- 退職理由
- 転職理由
- 転職活動の軸
- 志望動機
という流れで質問することが多くありました。
自己紹介で話した内容をもとに、
気になった点を深掘りしていきます。
そのため、
自己紹介では、
深掘りしてもらいたい内容を簡潔に伝えることが大切です。
自己紹介を成功させる3つのポイント
① 1分以内でまとめる
自己紹介は長く話す場ではありません。
要点を整理し、
簡潔に伝えましょう。
② 経歴を時系列で話す
採用担当は、
経歴を理解したいと考えています。
時系列で話すと、
理解しやすくなります。
③ 明るく話す
内容も大切ですが、
第一印象も重要です。
笑顔や話すスピードを意識するだけでも印象は変わります。
よくある質問(FAQ)
自己紹介は何分くらいですか?
1分程度がおすすめです。
自己紹介で志望動機も話した方がいいですか?
いいえ。
簡潔に転職理由に触れる程度で十分です。
詳しくは後の質問で話しましょう。
自己紹介で自己PRを話してもいいですか?
おすすめしません。
自己PRは別の質問として聞かれることがほとんどです。
面接で緊張してしまいます。
内容を暗記するのではなく、
流れだけ覚えておくと自然に話せます。
まとめ
自己紹介は、
自分をアピールする時間ではありません。
採用担当が知りたいのは、
「これまでどのような経験をしてきたのか。」
という点です。
1分程度で、
経歴・現在の仕事・転職理由を簡潔に伝えましょう。
自己紹介が整理されていると、
その後の退職理由や志望動機、自己PRも話しやすくなります。
面接の第一歩として、
分かりやすく、簡潔な自己紹介を心掛けましょう。



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