転職活動をしていると、
「転職回数が多いと不利になりますか?」
という質問をよく見かけます。
実際に、
「3回転職しています。」
「20代で4社目です。」
という方は、不安に感じることも多いでしょう。
私も採用担当として数多くの中途採用面接を担当してきました。
結論からお伝えすると、
転職回数だけで不採用になるケースはあります。
しかし、それは単純に回数だけを見て判断しているわけではありません。
採用背景や募集職種、応募者の経験によって評価は大きく変わります。
この記事では、採用担当として実際に見ていたポイントを解説します。
採用担当は転職回数だけで判断しているのか?
結論から言うと、
転職回数だけで判断することはありません。
しかし、
転職回数が多くなるほど、
「なぜ何度も転職しているのか」
という点は必ず確認します。
例えば、
20代で4社目となると、
採用担当としては、
「少し転職回数が多いな。」
という印象を持ちます。
そのため、
面接では必ず理由を確認していました。
採用担当が履歴書で最初に見ているポイント
履歴書を見た際、
私が最初に確認していたのは次の4点です。
- 転職回数
- 職務内容
- 保有資格
- 誤字・脱字
特に転職回数は、
面接で深掘りするかどうかを判断する重要な情報になります。
ただし、
回数だけで合否を決めることはありません。
その後の面接で、
退職理由や転職理由との一貫性を確認していました。
転職回数が多いと不利になる理由
早期退職を繰り返す可能性があると考えるため
企業は採用に多くの時間と費用をかけています。
そのため、
入社してすぐ退職されることは大きな損失になります。
転職回数が多い場合、
採用担当は、
「今回も同じことにならないか。」
という視点で面接を行います。
一貫性が見えない場合
例えば、
毎回違う理由で退職している場合です。
- 人間関係
- 給与
- 仕事内容
- 勤務地
理由が毎回変わると、
「また別の理由で辞めるのではないか。」
という印象になります。
転職回数が多くても評価される人
転職回数が多くても採用される方はいます。
私も実際に採用したケースがあります。
その共通点は、
転職理由に一貫性があることです。
例えば、
営業職として経験を積み、
より専門性を高めるために転職してきた方。
このように、
キャリアに一本の軸がある人は評価しやすくなります。
30代・40代は評価基準が変わる
20代では、
将来性や定着性も重視します。
一方、
30代・40代では、
転職回数よりも、
何を成し遂げてきたのか
を重視します。
例えば、
- 管理職経験
- プロジェクトリーダー経験
- 売上実績
- 業務改善
などです。
転職回数が多くても、
管理職として成果を出している人は採用するケースもありました。
面接で必ず深掘りする質問
転職回数が多い場合、
私は次のような質問をしていました。
- なぜ退職したのですか?
- なぜ転職しようと思ったのですか?
- 今回はなぜ当社なのですか?
- 今後はどのようなキャリアを考えていますか?
ここで見ているのは、
回答の一貫性です。
例えば、
退職理由と志望動機が矛盾していると、
違和感を覚えます。
評価される回答
評価される人は、
退職理由から志望動機まで一本の線でつながっています。
例えば、
退職理由
「人事として採用業務を専門的に経験したい。」
↓
転職活動の軸
「採用に携われる会社を探している。」
↓
志望動機
「採用体制を強化している御社で経験を積みたい。」
このように、
すべてがつながっていると納得感があります。
評価されにくい回答
評価しにくいのは、
転職理由に一貫性がない人です。
例えば、
1社目
給与が低かった。
2社目
人間関係。
3社目
仕事内容。
4社目
残業。
もちろん、
理由はさまざまあります。
しかし、
説明できなければ、
「また辞めるかもしれない。」
という印象になります。
転職回数をごまかすのはNG
経歴を隠したり、
短期間の勤務を省略したりすることはおすすめしません。
面接で発覚すると、
信頼を失います。
採用担当としても、
経歴より、
正直に説明してくれる人の方が評価しやすいと感じていました。
よくある質問(FAQ)
転職回数は何回から多いですか?
一概には言えません。
ただし、
20代で4社目になると、
採用担当は理由を詳しく確認するケースが多くなります。
転職回数が多いと必ず不採用になりますか?
いいえ。
転職理由に一貫性があり、
経験や実績を説明できれば採用されるケースはあります。
転職回数をごまかしてもいいですか?
おすすめしません。
経歴詐称と受け取られる可能性があり、
信頼を失います。
短期離職は不利になりますか?
短期離職だけで判断されることはありません。
なぜ退職したのか、
今回はどう考えているのかを説明できることが重要です。
まとめ
転職回数は、
採用担当が必ず確認するポイントの一つです。
しかし、
本当に見ているのは、
「なぜ転職したのか」
そして、
「今回も同じ理由で辞めないか」
という点です。
転職回数が多いことを隠す必要はありません。
大切なのは、
退職理由、
転職理由、
志望動機、
キャリアプランに一貫性を持たせることです。
採用担当は、
転職回数ではなく、その人のキャリアストーリーを見ています。



コメント