【人事が解説】職務経歴書で採用担当が見ているポイント|書類選考を通過する書き方【2026年版】

採用担当者は職務経歴書のどこを見ている?書類選考で評価されるポイント 20代の転職・キャリア

「職務経歴書には何を書けば評価されるのだろう?」

転職活動をしていると、このような悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。

職務経歴書は、自分の経験や実績を伝える重要な書類です。しかし、採用担当者が見ているのは、すごい経歴や華やかな実績だけではありません。

私は中途採用を担当する中で、多くの職務経歴書を見てきました。

この記事では、人事の視点から、採用担当者が職務経歴書で見ているポイントや、書類選考を通過しやすい書き方について実体験を交えながら解説します。

なぜ企業は職務経歴書を見るのか

履歴書は応募者の基本情報を確認するための書類です。

一方、職務経歴書は「これまでどのような仕事を経験し、どのような成果を出してきたのか」を知るための資料です。

企業は職務経歴書から、「自社でも活躍できる人材か」「入社後に再現性のある成果を出せそうか」を判断しています。

そのため、単に仕事内容を書くのではなく、自分がどのように仕事へ取り組んできたのかを具体的に伝えることが重要です。

【ペンギン先輩の視点】

私が書類選考をするときは、まず履歴書全体を確認します。

その後に職務経歴書を開き、最初に見るのは細かい内容ではなく「全体のボリューム感」です。

内容が極端に少ない職務経歴書を見ると、「仕事内容を書けないのか」「書類作成にあまり力を入れていないのか」という印象を持つことがあります。

職務経歴書は、自分の経験を採用担当へ伝えるためのプレゼン資料です。

まずは「読みたい」と思ってもらえる丁寧な作りを意識しましょう。

採用担当が職務経歴書で見ている6つのポイント

① 担当業務が具体的に書かれているか

採用担当者は、まず「どのような仕事を担当してきたのか」を確認します。

「営業を担当」「事務を担当」といった抽象的な表現だけでは、実際にどのような経験を積んできたのかが伝わりません。

例えば、

・法人営業として新規開拓を担当
・採用担当として中途採用を年間○名担当
・経理として月次決算を担当

など、仕事内容を具体的に記載することで、採用担当者は入社後の活躍をイメージしやすくなります。

② 成果に再現性があるか

採用担当者は「すごい実績」よりも、「自社でも同じように活躍できそうか」を見ています。

例えば、

・売上150%達成

だけでは、どのような工夫をしたのかが分かりません。

その成果に至るまでの過程や工夫を書くことで、再現性が伝わり、評価されやすくなります。

採用担当者は「すごい実績」よりも、「自社でも同じように活躍できそうか」を見てい

ます。

例えば、

・売上150%達成

だけでは、どのような工夫をしたのかが分かりません。

その成果に至るまでの過程や工夫を書くことで、再現性が伝わり、評価されやすくなります。

③ 数字で実績を書いているか

職務経歴書では、数字を使うことで仕事内容が具体的になります。

例えば、

・売上向上に貢献

よりも、

・売上を前年比120%まで向上

の方が成果が伝わります。

数字が入ることで、採用担当者も評価しやすくなります。

④ 応募企業との関連性

どれだけ経験豊富でも、応募企業が求める経験と一致していなければ評価されにくくなります。

応募する企業の仕事内容を確認し、自分の経験との共通点を意識して職務経歴書を作成しましょう。

企業は「経験がある人」ではなく、「自社で活躍できる人」を採用したいと考えています。

⑤ 読みやすい文章になっているか

採用担当者は、多くの職務経歴書を確認しています。

文章が長すぎたり、改行が少なかったりすると、内容を読む前に負担を感じてしまいます。

見出しや箇条書きを活用し、読みやすい構成を意識しましょう。

⑥ 誇張していないか

実績をアピールしたい気持ちは大切ですが、過度な表現は逆効果です。

面接では職務経歴書の内容について詳しく質問されます。

そのため、実際に経験したことを具体的に書くことが、結果的に信頼につながります。

NGな職務経歴書の特徴

採用担当として多くの職務経歴書を見てきた中で、「もったいない」と感じる書類には共通点がありました。

・仕事内容が箇条書きだけで終わっている

・自己PRしか書かれていない

・具体的な仕事内容が分からない

・文章量が極端に少ない

・実績の根拠が書かれていない

このような職務経歴書では、採用担当者は応募者がどのような経験を積み、どのように仕事へ取り組んできたのかをイメージできません。

職務経歴書は、自分の仕事の過程や成果を伝えることが目的です。仕事内容を具体的に記載することを意識しましょう。

採用担当が「会いたい」と思う職務経歴書

採用担当者が求めているのは、完璧な職務経歴書ではありません。

「この人に会って詳しく話を聞いてみたい」と思える職務経歴書です。

そのためには、次の3つを意識しましょう。

・仕事内容が具体的に書かれている
・成果だけでなく、その過程も伝わる
・応募企業で活躍する姿がイメージできる

採用担当者は、「この人は何をしてきたのか」だけではなく、「入社後にどのような活躍をしてくれそうか」という視点で職務経歴書を読んでいます。

OK例・NG例】

NG例

営業を担当。

売上向上に貢献しました。

なぜNGなのか

仕事内容や成果が抽象的で、どのような経験を積んできたのかが伝わりません。

採用担当者は、仕事内容を具体的にイメージできないため、評価が難しくなります。

OK例

法人営業として新規顧客の開拓を担当しました。

テレアポを中心に営業活動を行い、月平均100件の架電を継続。年間15社との新規契約を獲得し、売上は前年比120%を達成しました。

営業活動では、お客様ごとの課題を把握し、それに合わせた提案を行うことを意識しました。

【ペンギン先輩の視点】

私が採用担当として一番知りたかったのは、「どれだけすごい人か」ではありません。

知りたかったのは、「この人はどのように仕事へ取り組み、その経験を当社でも活かせそうか」ということです。

実績だけを書いても、仕事内容や工夫したことが分からなければ、採用担当者は活躍する姿をイメージできません。

逆に、特別な実績がなくても、仕事内容や考え方が具体的に書かれている職務経歴書は、「一度会って話を聞いてみたい」と感じることが多くありました。

職務経歴書は、自分を大きく見せる書類ではなく、自分の経験を分かりやすく伝える書類です。

採用担当者が知りたいことを意識して作成することが、書類選考通過への近道になります。

まとめ

職務経歴書で評価されるために大切なのは、華やかな実績を書くことではありません。

採用担当者は、「入社後に活躍できそうか」をイメージしながら職務経歴書を読んでいます。

今回紹介したポイントを振り返ると、重要なのは次の6つです。

・担当業務を具体的に書く
・成果の再現性を伝える
・数字を使って実績を書く
・応募企業との関連性を意識する
・読みやすい構成にする
・誇張せず、実際の経験を書く

職務経歴書は、自分の経験や実績を伝えるだけではなく、「この人と一緒に働きたい」と思ってもらうための書類です。

採用担当者の視点を理解し、具体的で分かりやすい職務経歴書を作成しましょう。

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