【人事が本音で解説】逆質問で採用担当は何を見ている?評価される質問・されない質問

逆質問で採用担当が見ているポイントを人事経験者が解説 20代の転職・キャリア

「逆質問はありますか?」

面接の最後に必ずと言っていいほど聞かれる質問です。

「何を質問すれば評価されるのだろう。」

そう悩む人は少なくありません。

しかし、採用担当者は質問の内容だけを評価しているわけではありません。

私自身、中途採用を担当していた中で、逆質問から応募者の志望度や仕事への考え方がよく分かりました。

この記事では、採用担当者が逆質問で見ているポイントと、評価される質問・されない質問の違いを解説します。

なぜ企業は最後に逆質問をするのか

採用担当者は逆質問を通して、

  • 入社意欲
  • 企業理解
  • 主体性
  • 働くイメージ

を確認しています。

「質問がありますか?」というより、

「何を知りたいと思ったのか」

を見ています。

採用担当が評価する逆質問

募集背景について質問する

私が印象に残っているのは、

「今回の募集の背景を教えてください。」

という質問です。

この質問をされると、

会社が今どのような状況なのかを理解しようとしていることが伝わります。

仕事内容だけではなく、

「なぜ採用しているのか」

まで興味を持っている人は、入社後のイメージも考えながら面接を受けている印象があります。

今後の会社の成長について質問する

例えば、

「今後、会社として力を入れていく事業はありますか?」

という質問です。

会社の将来を知ろうとする姿勢は、

「長く働くことを考えている」

という印象につながります。

企業研究をしっかり行っている人ほど、このような質問をする傾向がありました。

仕事内容を深く理解しようとする質問

仕事内容について具体的に質問する人も印象に残ります。

例えば、

  • 入社後に期待される役割
  • 活躍している人の共通点
  • 配属部署の仕事内容

などです。

採用担当者としても、

「実際に働くことをイメージしている」

と感じます。

印象が良くなかった逆質問

福利厚生だけを質問する

福利厚生を確認すること自体は悪いことではありません。

しかし、

最初から

  • 有給
  • 福利厚生
  • 手当

ばかり質問されると、

会社や仕事より条件を優先している印象になります。

そのため、仕事内容や会社への質問をした後に確認する方が自然です。

残業だけを質問する

例えば、

「残業は多いですか?」

だけを最初に聞かれると、

仕事よりも残業時間を気にしている印象になります。

もちろん働き方は大切です。

しかし、

「なぜ残業が発生しているのでしょうか。」

という聞き方であれば、

仕事内容や業務改善にも興味を持っていることが伝わります。

質問の仕方一つで印象は大きく変わります。

「質問はありません」

質問がないことだけで不採用になることはほとんどありません。

しかし、

私自身は印象が下がることが多かったです。

ここまで会社の説明を聞いて、

「特に聞きたいことがない」

ということは、

会社への興味があまり伝わらないからです。

面接前に一つでも質問を準備しておくことをおすすめします。

面接で評価される逆質問・されない逆質問

評価される質問印象が良くない質問
募集背景について福利厚生だけ
今後の事業について残業時間だけ
活躍する人の特徴給与だけ
入社後の仕事内容条件面ばかり
配属部署について質問はありません

【ペンギン先輩の視点】

私は逆質問だけで合否を決めたことはほとんどありません。

ただ、逆質問から「この会社で働きたい気持ち」はよく伝わってきました。

特に印象が良かったのは、「今回の募集背景を教えてください」「今後の会社の成長について教えてください」といった質問です。

こうした質問からは、「会社を理解したうえで入社したい」という姿勢を感じます。

一方で、福利厚生や残業時間だけを最初に質問されると、仕事より条件を重視している印象になることもありました。

逆質問は評価を大きく上げる場ではありません。

しかし、「この会社で働きたい」という気持ちを伝える最後のチャンスです。

興味を持って企業研究をしたからこそ出てくる質問を、一つでも準備して面接に臨みましょう。

まとめ

逆質問は、質問力を競う時間ではありません。

採用担当者が見ているのは、

  • 会社への興味
  • 志望度
  • 働く姿勢
  • 企業理解

です。

福利厚生や残業について確認することは問題ありません。

ただし、仕事内容や会社への質問をしたうえで確認する方が、より良い印象につながります。

逆質問だけで合否が決まることはほとんどありません。

しかし、最後まで「この会社を理解したい」という姿勢を見せることが、採用担当者に好印象を与えるポイントです。

逆質問を考えるときの3つのポイント

逆質問は「評価される質問」を探すことではありません。

大切なのは、自分が本当に知りたいことを質問することです。

私がおすすめする考え方は次の3つです。

① 仕事内容について質問する

例えば、

  • 入社後に期待される役割は何ですか?
  • 入社までに勉強しておくべきことはありますか?

仕事への意欲が伝わります。

② 会社について質問する

例えば、

  • 今回の募集背景を教えてください。
  • 今後、会社として力を入れていく事業はありますか?

会社を理解しようとしている姿勢が伝わります。

③ 活躍している人について質問する

例えば、

  • 御社で活躍している方にはどのような共通点がありますか?

この質問は、「自分も活躍したい」という前向きな姿勢が伝わりやすく、印象に残る質問の一つです。

面接前に確認したい逆質問チェックリスト

面接前に、次の項目を確認しておきましょう。

□ 逆質問を2~3個準備している

□ 福利厚生だけの質問になっていない

□ 仕事内容について質問できる

□ 会社について質問できる

□ 「質問はありません」で終わらない

逆質問は、採用担当者へアピールする時間ではありません。

「この会社で働くことを真剣に考えている」という姿勢を伝える時間です。

企業研究をしていれば、自然と知りたいことが出てきます。

「評価される質問」を探すのではなく、「自分が本当に知りたいこと」を質問することを意識してみてください。

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